大型モールドベース
1982年に大型家電及び自動車用の大型モールドベース製造を目的として、藤沢工場を新設しました。
現在(2020年8月)の設備は、
- 門型平面研削盤(岡本工作機械=PSG-2015CHNC)
- NC横中ぐり盤(倉敷機械=KBT-11Z)
- 門型マシニングセンタ(オークマ=MCV-AⅡ)
その他の設備は、
HOME>会社案内>事業所紹介 内、各工場”設備リスト”に詳細に掲載しています。

PSG-2015CHNC

KBT-11Z

MCV-AⅡ
CADCAMでは、直掘り大型モールドベースの加工精度向上のため、3次元CAM(㈱C&Gシステムズ=TOOLS)を導入しました。これにより製品形状に対して0.5mm残しの形状荒加工が可能となり、直掘り大型モールドベースの加工精度が向上しました。
これは従来の2次元形状での荒加工に比べて、金型メーカーでの加工代が大幅に削減されることから、金型メーカーにおける加工歪が大幅に減少することにより、ガイドピンのピッチ精度が維持できることによります。
また当社ではプレート状態にて荒加工を行い、研磨加工にて加工歪みを無くした後に、ガイドピン等の精度加工を行います。
これらにより、コストダウンと短納期が可能となり、品質も向上します。
入れ子式大型モールドベースにおいては、当社の提案する全加工モールドベースは、金型メーカー殿で大型設備をすることなく大型金型に対応できることから、特に有効であると考えます。
(参 考)
1996年に、大型設備拡大を目的として第二工場を新設し、前工程である立・横フライス・ロータリー研磨・サーフェイス研磨を移設した。
2013年に、6面加工の協力会社で品質・納期対応が可能な状況になったことから、第二工場を閉鎖し6面加工においては協力会社に移管することとした。