中国製モールドベース

当社では、２０１２年から中国製モールドベースの輸入販売を開始しました。

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当社が、製造業の競合である中国からモールドベースを輸入する決断をした理由を下記に示します。

1. 大型金型メーカー殿の競争力の維持
   モールドベースおよび金型部品などの製品は、生産数量と売上規模の拡大により生産性を向上させてきましたが、これらで圧倒的に中国が上回ったことによりコスト面では太刀打ちできないのが現状です。
   　ただ金型メーカーのコア技術は、モールドベースや金型部品ではなく、設計と組み付け仕上げです。
   　当社では金型メーカーが中国と競合する中で、足を引っ張らないよう中国製モールドベースの輸入し提供できる体制を構築しました。
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2. 鋼材の適正サイズが無くなる
   金型需要の減少と大型金型メーカーのモールドベース中国手配の増加により、国内での鋼材需要が大幅に減少した結果、在庫サイズが大幅に縮小されています。
   よって適正サイズの鋼材が少なく、２回切断やフライス加工にて対応していますが、いずれもコストアップとなり更なる減少が予想されます。
3. モールドベースメーカーの生産能力の減少
   工作機械の進歩により、金型メーカーとモールドベースメーカーとの分業が進展し、当社では９０％以上が全加工モールドベースとなっています。
   標準モールドベースと全加工モールドベースでは、加工の負荷が１０倍以上あることから、生産型数を増やすためには１０倍の設備負担となることから限界があります。
4. 競合から共生へ
   圧倒的な生産能力を有する中国モールドベースメーカーと共生することによって、日本国内で全加工モールドベースの安定供給が可能となります。
   中国のモールドベースメーカーは「ピンキリ」ですが、当社が実際に訪問し技術力を確認し、更に技術指導も行うことによって、日本でも問題ないモールドベースを提供致します。
   また万一クレームが発生した場合は、当社の自社工場にて修正等を行いますので、安心して発注して頂けます。
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　　更なる詳細説明の要望については、資料「中国モールドベースのご提案」やオンライン営業にてご説明させて頂きます。